大阪で繁華街の仕事をしていた私たちが、陸前高田の海で漁師になる。誰も予想していなかった話です。コロナで仕事を失い、ふと昔から憧れていた「漁師」という道を思い出した。それだけの、たったそれだけのきっかけでした。
片っ端から役所に電話したとき、親身に話を聞いてくれたのが陸前高田市役所の方でした。「とりあえず来てみるか」と受け入れてくれた漁師の先輩方。何もわからない私たちに、牡蠣のこと、海のこと、仕事の厳しさも優しさも、全部教えてくれました。
だから私たちは、この海と、この町と、お世話になったすべての人へ「恩を返す」ことを、この会社の一番の仕事だと決めています。大粒の牡蠣を育てて、全国のお客様に喜んでもらって、陸前高田の名前を広げていく。